【代表の小話】花火大会を中継したお話

             

 平素よりラネットをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。代表の吉良です。8月13日、高知市納涼花火大会が開催されました。実に4年ぶりの納涼花火大会。みなさんはどう過ごされましたか?

 弊社では、有志を募り、高知市納涼花火大会のウェブ中継(ライブストリーミング)をしていました。とはいえ、弊社は駆け出しの会社、特にこれといって機材を持っていません。あ、お話を進める前に。

【お詫び】

アーカイブ配信ですが、再加工しましたところ品質が著しく下がってしましました。

申し訳ありません。

復元できそうにないので諦めます。

      

 このあたりのお話も少ししましょう。まずは、弊社の中継体制ですが、現場はこのような感じでした。

 入居しているビルのテラスをお借りして、HDウェブカムと弊社ミーテクスを接続したPCだけを設置していました。ビル内ということで無線LANは自社で出していましたが、花火大会の会場の真横ということもあり、テザリングなどの影響か、電波環境はあまり良くなかったと思います。とはいえ、現場はこれだけです。シンプルでしょう?

 今回の配信には、オープンソースソフトウェアの「PeerTube」を活用しました。フランスの非営利団体Framasoftによって開発される、オンライン動画共有ツールです。YouTubeライクですが、自前のサーバで運用するので、広告や各種の制限を受けることがありません。また、ほぼソースコードをそのまま使うことができるので、開発・運用コストが低減できます。とてもおすすめ。

 そして、その自社PeerTubeサーバに弊社のミーテクスを接続し、ウェブ中継を行っていました。え?ウェブ会議サービスで中継?と思われたかもしれませんが、カスタマイズされたミーテクスはRTMP (Real-Time Messaging Protocol)によるストリーミングが可能です。実はすごいでしょ。そのイメージとしては下記のようなもの。

 主要設備は全て自社設備で賄ったこともあり、良い経験になりました。一方で、カメラはあまり良くなかった様子。(1)会場がそもそも近すぎた(2)ウェブカムでは低照度、閃光が繰り返される場面ではイマイチ、というのがとっても大きな原因。来年はせめて設定を固定できるようなカメラを接続し、画質を良くしたいと思います。更に、ライブ配信後にやってしまった再編集。PeerTubeの映像編集エンジンによる再加工では、何が原因か、画質が大幅に低下してしまいました。ボケるというか、コマ送りになるというか。主要エンジンである「ffmpeg」がそんな悪さするようには思えないのですが。原因がわかるまでもう少し勉強させてください。

 ちょっと長くなってしまいましたが、ご高覧ありがとうございました。せっかくなのでアーカイブ配信は残しておこうと思います。視聴はこちらから。(公開は終了しました)また、PeerTubeのお問い合わせもお待ちしております。次回もお楽しみに。

【代表プロフィール】

吉良元、高知高専専攻科機械・電気専攻から、北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程。専門は弱電系(できればデジタルなマイコン)、AI領域、オープンソースソフトウェア。群馬大学医学部附属病院先端医療開発センター助教時代に、コロナ禍における遠隔教育システムを1ヶ月で立ち上げ、医学部生の教育に活用。さらに、コロナ禍の情報共有手段として群馬県と埼玉県の29の病院や機関とも連携させた。それらの経験を基に、故郷である高知県に弊社を立ち上げる。

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